インプラント


インプラントとは?
歯を再生する治療
インプラント治療は、虫歯や歯周病、外傷などで失った歯を人工の歯で補う方法です。顎の骨に小さなインプラント(人工歯根)を埋め込み、その上に人工歯を固定します。1本の歯から全ての歯まで、あらゆる状況に対応可能です。
この治療の最大の特長は、人工の歯でありながら、自分の歯と同じような感覚で食事が楽しめることです。また、他の歯への負担が少なく、見た目も自然で美しいため、審美性にも優れています。

インプラント治療の
メリット
自然な噛み心地
自分の歯と同じ感覚で食べ物を噛むことができ、味や食感をしっかり感じることができます。
自然な見た目
天然歯に近い見た目に仕上がります。
長持ち
定期的なメンテナンスを行うことで、10年以上使用することが可能です。
インプラント治療の
デメリット
手術が必要
インプラントを埋め込むための外科手術が必要となります。
費用
保険が適用されないため治療費は自己負担となり、比較的高額になります。
治療期間
他の治療と比べて、治療期間が長くなることがあります。
制限
重度の糖尿病などの疾患がある場合、治療が適用できないこともあります。
リスクと副作用
- 手術後の痛みや腫れ、出血、合併症の可能性
- インプラント周囲炎(歯周病のような疾患)の発生可能性
- インプラントと骨がうまく結合しない場合がある
- 噛む感覚が自分の歯と異なる場合がある
症例
Case(インプラント)
治療法 | インプラント2本 |
費用 | 約120万 |
期間 | 約3ヶ月 |
リスク | 術後の腫脹、疼痛 |

Case(オールオンフォー)
治療法 | オールオンフォー(上下顎) |
費用 | 約660万 |
施術日数 | 2日(上顎1日、下顎1日) |
リスク | 術後の腫脹・軽い疼痛 |


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本日は上顎の歯が少なく見た目も気にされて来院され、オールオン4インプラント治療を受けた50代の患者さんです
院長の渡辺です。 寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 当院ではアイテロ(iTero)というオーラルスキャナーを用いて、積極的にデジタル治療を臨床に応用しております。 私もインストラクターを拝命しており、歯科界の
インプラント治療の流れ

診察と治療計画
CT撮影などの検査を行い、治療計画を立てます。

術前治療
必要な場合は、手術前に歯周治療などを行います。

インプラント埋入の手術
顎の骨にインプラントを埋入します。日帰りで手術が可能です。

治癒期間
骨とインプラントが結合するまでの治癒期間を設けます(2ヶ月~6ヶ月程度)

人工歯の装着
インプラントに人工歯を装着して完成します。治療開始から人工歯の装着まで、状態によりますが3~8ヶ月程度かかります。

定期メンテナンス
インプラントの寿命を延ばすために、3ヶ月から半年に一度程度のメンテナンスを行います。
治療後のメンテナンス
定期的なチェック
インプラントは、埋入後に周囲の骨と結合します。しかし、無意識に強い力をかけてしまうと、インプラントがグラついたり、脱落する可能性があります。
また、インプラント周囲炎は初期段階では自覚症状がないため、定期的なチェックが必要です。メンテナンスを行うことで、インプラントの寿命が格段に延びます。そのため、3ヶ月から半年に一度のメンテナンスをおすすめします。

インプラント手術ナビゲーションシステム
X-Guide(X−ガイド)
X-Guideは、インプラント手術における精度を極限まで高めるシステムです。
CT検査から手術までのすべての工程をデジタル化するため、誤差が少なくなり、従来よりも安全に、正確にインプラントを埋入することができます。

X-Guideのメリット
インプラントを最適な位置に埋められます
血管、神経など骨の中をリアルタイムで確認しながら手術を行うため、大事な組織を傷つけることなく、予定した位置に安全かつ正確にインプラントを埋め込むことができます。
準備期間の短縮
CT検査から手術までのすべての工程がデジタル化されているため、治療までの準備期間が短縮されます。
また、デジタル化により、行程数が少なくなるため、誤差も極めて少なくなります。
身体的負担の軽減
X-Guideを活用することで埋め込む位置を正確に定めることができます。
それによりドリルによるダメージや傷口も最小限で済むので、術後の出血や痛み、腫れなどの症状も最小限に抑えることができます。